福岡国税局間税会連合会 会長
河野 武司
皆さん、明けましておめでとうございます。
令和6年を迎え、皆様には健やかにお過ごしのことと、
お慶び申し上げます。
また、日頃からの間税会活動に対するご理解とご支援に、改めて感謝申し上げます。
さて 令和5年(昨年)1年間の世相を漢字一文字で表す「今年の漢字」には、消費税を5%から8%に引き上げた平成26年以来となる
「税」が選ばれております。筆を執った清水寺の貫主は「税」が選ばれたことについて「国民がシビアに税の行方を見ている。
税に対する意識が非常に強いことを改めて感じた」と話しており、これらは、物価高による消費税負担増に対する
国民の不満の表れかもしれません。
一方、令和5年(2023年)は令和2年(2020年)初頭から翻弄され続けてきたコロナがインフルエンザ等と同等の
「5類」に移行されたことから、行動制限が撤廃され経済活動の正常化が進んだ一年でもありました。
そのような中、福局間連は、昨年6月開催の定期総会以降、8月の「常任理事会」を皮切りに、8月末の「局連女性部の研修会(IN小倉)」、
11月の「局連青年部の創立30周年記念研修会・祝賀会」、10~11月には4年ぶりに6ブロック(福岡・北九州・筑豊・筑後・佐賀・長崎)で
「各ブロック主催の連絡協議会」等を福岡国税局消費税課長及び開催地管轄の税務署長等幹部ご臨席のもと開催しました。
また福局間連の主な活動である「消費税アンケート調査回収枚数」、「税の標語募集件数」、「世界の消費税図柄刷込クリアファイルの 配布枚数」等は、皆様のおかげを持ちまして全て前年を上回っており福局間連はじめ各単位会活動もコロナ禍以前に戻った感があります。
更には、博多間税会ホームページからヒントを得て、福局間連ホームページでもパソコン及び携帯電話から「WEB入会」でき、 「入会希望間税会」欄をスクロールすることで31全単位会が活用できるようになりました。 久留米間税会さんも昨年末にホームページを立ち上げ「WEB入会」ができるようになっており会員増強を多いに期待しているところです。
ところで、今年は、十干十二支では41番目の甲辰(きのえたつ)の年だそうです。
「成功という芽が成長していき、姿を整えていくような縁起の良い年」になると考えられております。
今や、消費税は最も税収の多い基幹税で、福祉財源確保の必要性、財政健全化の観点からも益々重要性が増し、
昨年導入された「インボイス制度」とも相まって消費税に関する国民の関心は一段と高まっております。
私は、そのことを念頭に、組織を強化し活発な事業活動を展開することを通じて、提言力、存在感のある間税会として
「成功という芽を成長」させ、会員を増強することが本年も肝要であると考えます。
どうか皆様には、こうした間税会の活動に対して倍旧のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、各間税会単位会並びに会員皆様のご多幸と、又国税ご当局のご健勝を心から祈念するととともに、
2024年の辰年が、皆様にとって、今まで以上に「成功」し、より良き年となりますことを祈念いたしまして、
私の年頭のご挨拶とさせていただきます。
「本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。」