「福岡国税局間税会連合会」は、税の知識を高め 、企業経営の健全な発展を目指します。

総会

　福岡国税局間税会連合会(中野文治会長)は6月11日、福岡市博多区のホテルセントラーザ博多で第45回通常総会を開催した。

　当日は来賓として、福岡国税局から榎本局長、櫻井課税第二部長、植松消費税課長のほか、池田福岡税務署長、柴田博多税務署長、中野佐賀税務署長、高尾長崎税務署長、また、全国間税会総連合会から關口副会長、その他友誼団体から、多数の代表のご臨席を賜わりました。

記念講演会

　中野会長はあいさつの中で、平成29年度以降も全間連の最重点施策として「会員増強による組織拡大等」「消費税完納運動の更なる推進」そして「消費税の啓発活動等の拡充」の3点が掲げられております。

　間税会活動を活発に展開していくためには、何よりも会員拡大と財政基盤の強化を図ることが重要で、厳しい状況下ではありますが、会員増強に努め、なるべく早期に10‚000人社を越える会員数を実現し、消費税に対する理解を深めるべく、活動の輪を広げていきたいと考えております。

　また、平成31年10月の消費税10％への引き上げと同時に導入される軽減税率制度については、様々な問題が指摘されており、間税会としては従来から「単一税率」を一貫して提言してきたわけですが、一方では、円滑な税務運営に協力することを基本理念として活動している団体でもありますので、軽減税率制度導入に当たって研修会を開催するなど、制度の周知、理解、啓蒙に努めていくことも大切であり、また、それを求められておりますので、ご理解いただき、これらへの取り組みもよろしくお願いしますと述べた。

　続いて議長に同会長を選出して議事に入り、提出5議案は、いづれも満場一致で可決承認されました。

　引き続き、功績者、組織拡大功労団体、会員加入勧奨功労者の表彰が行われ、終了後、榎本局長と關口副会長よりご祝辞をいただきました。

　総会後、台北駐福岡経済文化瓣事處 處長 戎 義俊氏の『「日本精神」・日台を結ぶ目に見えない絆』と題した記念講演会を開催、ご自身の5年3か月の在任中の九州、山口での活動を紹介され、過去、現在、未来にわたる日台関係についての熱い思いを説かれました。参加者は時間を忘れ聞き入り、大変有意義だったと大好評でした。

懇親会