博多間税会の河野武司でございます。
会長就任に際し、ご挨拶申し上げます。
皆様には、日頃から間税会活動に対し、ご理解とご支援をいただいており心からお礼申し上げます。
6月8日に開催されました第50回通常総会において、中野前会長からバトンを受け福岡国税局間税会連合会の会長を務めることとなりました。
副会長を8年間勤めさせていただきましたが、新たなこの重責に身の引き締まる思いです。また、中野前会長におかれましては8年もの間、当会をリードし、昨年9月にもコロナ禍からの回復を象徴する「全国間税会総連合会通常総会」を長崎の地で開催されるなど、多大なご功績があり改めまして心からの敬意と謝意を表したいと存じます。「本当にありがとうございました」
さて、令和5年度当初予算の歳入面を見ると、消費税収は約23.4兆円で国税収入に占める割合は33.7%と最も税収の多い基幹税となっており、一方、歳出面を見ると社会保障関係費は約36.9兆円で、今後更に増加することが見込まれます。このように消費税は財政健全化の観点、福祉財源確保の必要性から益々重要性が増してきております。
また、「消費税活かすみんなの間税会」をスローガンとする当会は、国税ご当局から健全な納税者の団体として高い評価がなされており、間税会が主催する主要な会議・研修会には福岡国税局消費税課長並びに管轄税務署長をはじめとした署幹部の皆様が毎回ご出席していただいております。
おって、来月(令和5年10月)からは、インボイス制度(適格請求書等保存方式)が実施され、消費税は新たな時代を迎えることから、消費税への国民の関心は一段と高まってきております。
このような中、間税会は、税務行政に協力することを基本理念として、「消費税の会にふさわしい間税会」となるよう活発な事業活動を展開し、会員増強による組織の拡大と財務基盤の強化を図り、提言力、存在感のある間税会として世に広くアピールしていくことが肝要と考えております。
創立50周年を迎えた令和5年を節目とし、志を高く持ち、全力を傾注する所存ですので、何とぞ、皆様方にはよろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、国税ご当局皆様のご健勝と、会員皆様のご多幸、社業の益々のご隆盛を祈念申し上げて会長就任のご挨拶とさせていただきます。